2025年9月5日
株 式 会 社 沖 縄 銀 行
総 合 企 画 部
~生成AIによる文書作成アシスタントツール「Xaris(カリス)」の機能強化を支援~
おきなわフィナンシャルグループの株式会社沖縄銀行(頭取 山城 正保 以下、当行といいます。)は、株式会社スタジオユリグラフ(代表取締役 森石 豊)に対し、ベンチャーキャピタル等※及び沖縄振興開発金融公庫北部支店(理事長 新垣 尚之)と協調し、融資を実行したことをお知らせいたします。
当行は今後も地域金融機関として、外部機関と連携を図りつつ、沖縄経済の振興並びに持続的発展に貢献し続けてまいります。
※株式会社ANOBAKA、GxPartners有限責任事業組合、株式会社アルファドライブ等による出資
株式会社スタジオユリグラフの事業概要
株式会社スタジオユリグラフは令和3年5月に名護市で設立された、記事制作・出版・書店などの「言葉」に関するサービスに加え、記事や原稿等のあらゆる「書き手」の文書作成を生成AIによりサポートするWebアプリケーション「Xaris(カリス)」を提供する事業者です。
「Xaris(カリス)」は、AIによる記事執筆だけでなく、企画・構成、執筆、確認・修正等の記事制作プロセスにおける資料収集、ヒアリングの文字起こし、校正等の作業をAI活用することで省力化し、従来の制作工数を80%以上削減できるサービスです。また、記事制作等のビジネスユースのみならず、小説執筆などにも利用可能となっており、現在、累計ユーザー数は5千人を超え、記事制作会社等300以上の法人に採用されています。
今後は「Xaris(カリス)」をさらに便利に、身近なものにするため、近日中に「より良い書き心地」を目的とした操作性の見直しや、モバイル・多言語への対応も開始します。また、各種外部サービスとの連携やAI機能の強化などの開発を進める予定です。
サービスのイメージ図
今次融資の意義
今回の融資資金は、「Xaris(カリス)」の機能拡充に向けた開発費用および事業拡大に伴う従業員の新規雇用費等に充当されるものです。
当行の支援を通じ、今後当社事業のさらなる発展と、名護市が取り組むスタートアップ企業の集積・成長のモデルケースとなり、名護市スマートシティ構想の実現に寄与することを期待しています。
以 上