2021年9月21日 株 式 会 社 沖 縄 銀 行 総 合 企 画 部 株式会社沖縄銀行(頭取 山城正保)は、地域・社会貢献活動の一環として、2007年11月より司法試験挑戦中の琉球大学法科大学院の修了生を嘱託職員として採用し、受験勉強を応援する支援制度(リーガル・アシスタント制度)を設けております。 去る9月7日(火)、司法試験の合格発表があり、当行支援制度を利用した比嘉美輝子さんが司法試験に合格しました。つきましては、本人の合格者談を下記に掲載いたします。 これで当行の支援制度利用者25名の内、合格者は合計17名(2008年1名、2010年1名、2011年2名、2012年1名、2013年度2名、2014年度3名、2015年度2名、2017年度1名、2018年度2名、2020年度1名、2021年度1名)となりました。 沖縄銀行では今後も琉球大学法科大学院からの司法試験合格者の輩出に協力し、修了生を支援してまいります。 合格者談 【合格者】比嘉美輝子さん 私は、2014年11月から2016年10月までの2年間をリーガル・アシスタントとして沖縄銀行の皆様のお世話になりました。残念ながら採用期間中に合格という結果を残すことはできませんでしたが、この度、合格することができました。 リーガル・アシスタントの制度により、必要な書籍や模試など受験勉強に必要な費用を捻出でき、勉強に集中しやすい環境を得ることができました。また、リーガル・アシスタントして銀行業務に関わる機会を与えていただき、企業内部の方の考え方や実際に生じる法的問題に接することで、法律の勉強が現実にどう活きていくのかを実感できました。実感することで理解が進み、その後の勉強の支えにもなりました。 このように様々な恩恵を受けましたが、私が最も感謝申し上げたいのは、この制度を通して得られたリスク管理部の皆様とのご縁についてです。リスク管理部の皆様は、結果が出せず苦しい時期に、私を信じて励まして応援してくださいました。皆様の言葉にどれだけ励まされたかわかりません。また、リスク管理部をはじめとした行員の皆様に恥じない自分でいようと思うことで、くじけそうなときも投げ出さずに努力し続けることができました。 今回の合格という結果は、このような支えがあってこそ、つかみ取ることができたものだと思います。本当にありがとうございました。今後は、少しでも支える側になれるよう、沖縄銀行の皆様への感謝の気持ちを胸に、良い法曹になれるよう頑張りたいと思います。 沖縄銀行の皆様に、心より感謝申し上げます。 以 上