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ブロックチェーン技術を活用した「内外為替一元化コンソーシアム」への参加について

平成29年4月3日
株 式 会 社 沖 縄 銀 行
総 合 企 画 部

 

 株式会社沖縄銀行(頭取 玉城 義昭、以下「当行」)は、SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長 北尾 吉孝)及びSBI Ripple Asia株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 沖田 貴史)が事務局を務める「内外為替一元化コンソーシアム」(以下「本コンソーシアム」)(*1)に4月1日より参加することで、合意いたしました。

 ブロックチェーン関連技術は、FinTech(*2)における革新的な中核技術であり、金融機関システムの安定性向上や、柔軟で効率的なシステム構築の実現が期待されています。

 当行では、お客様へのさらなるサービス向上のため、さまざまな取り組みを加速しておりますが、近年のIT(情報技術)の革新的変化と顧客行動や社会生活の変化に伴う決済の24時間化・リアルタイム化や小額決済等の振り込みニーズの多様化とともに、越境eコマースや日本企業のアジア進出によるボーダレス化に対応するため、決済分野における新たな取り組みとして、本コンソーシアムに参加し、ブロックチェーン関連技術(分散台帳技術)を活用した新たな送金・決済サービスの検討を重ねてまいります。

 当行では、中期経営計画の最優先事項である「お客さま満足」と「従業員満足」の実現に向け、高度なITの活用により、付加価値の高いサービスの提供に努めてまいります。

以  上

(*1)【本コンソーシアムの概要】
内国為替と外国為替を一元化した24時間リアルタイムでの送金インフラ構築を目指し、2016年10月に42行で発足し、参加金融機関数は2017年3月末で47行となりました。
本コンソーシアムでは、ブロックチェーン関連技術(分散台帳技術)を活用し、外国為替に加えて内国為替も一元的に行う決済プラットフォーム「RCクラウド」を構築し、現在、実証実験を進めておりますが、商用化への本格的な対応を行う方針です。RCクラウドとは、米国Ripple社の次世代決済基盤(Ripple solution)をクラウド上に実装し、内国為替と外国為替を一元的に扱う決済プラットフォームです。

(*2)Fintech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、主にITを活用した革新的な金融サービス事業を表します。

 

【ご参考】

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